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2008年5月8日(木)から、ニコチン依存症の新たな治療薬として経口禁煙補助薬「チャンピックス(一般名:バレニクリン酒石酸塩)」が発売されます。飲み薬として禁煙補助薬が販売されるのは日本では初めてのことで、保険診療も可能となっています。
チャンピックス錠について
禁煙補助薬として発売されている貼るタイプの薬(禁煙パッチ「ニコチネル」)や、ニコチンのガム(「ニコレット」)は、ニコチンを含んでおり、禁煙でニコチンの離脱症状が生じるのを和らげて禁煙を助けます。一方、チャンピックス錠には、ニコチンはまったく含まれておらず、これまでの禁煙補助薬とは異なります。
チャンピックス錠は、タバコを吸いたいという気持ちを抑えたり、禁煙によるニコチンの離脱症状を軽減します。また、チャンピックス錠を服用中に喫煙すると、タバコから得られる満足感が抑制されます。
その作用を詳しくご紹介すると、喫煙行動は、脳内のα4β2ニコチン受容体が関係し、ここにニコチンが少なくなると、ニコチンが欲しくなりタバコを吸いたくなります。
チャンピックス錠はこの脳内にあるα4β2ニコチン受容体にニコチンの代わりにくっつき(作動薬としてはたらき)タバコの離脱症状を軽減します。
また、服用中、タバコを吸ってニコチンを体内に入れた場合、チャンピックス錠はα4β2ニコチン受容体にくっつき(拮抗薬として働き)ニコチンがくっつかないようにして、タバコを吸ってもあまり満足感が得られなくなります。
(このように、この薬は、α4β2ニコチン受容体の作動薬であり拮抗薬でもあります。)
飲み方は、以下のように段階的になっています。
・第1〜3日目は0.5mgを1日1回食後に服用、
・第4〜7日目は0.5mgを1日2回朝夕食後に服用、
・第8日目以降は1mgを1日2回朝夕食後に服用
また、服用は12週間となります。
費用
3ヶ月(12週間)で約21000円(3割)
1ヶ月あたり約7000円、1日あたり約230円です。
呼気COモニター

吐いた息(呼気)に含まれるたばこの煙に含まれる一酸化炭素の濃度を測定し、最近の喫煙状況を客観的に測定します。
禁煙外来では毎回測定し、喫煙状況の把握や禁煙による効果をご本人に実感していただいています。48時間以上の禁煙でも劇的に数値が改善するためやる気も出ます。
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