痔について

ALTA痔核注射療法総症例数​

1000 症例の実績があります
(2020年6月現在)

痔疾患のALTA注射療法について

痔疾患(痔)とは、肛門と、その周囲の病気の総称で、肛門部周辺の静脈が圧迫され、血液の流れが滞ることによって発生する疾患です。 日本で痔に悩む人は、3人に1人といわれ、症状に出ない人まで含めれば、ほぼ成人の半数の人が痔で悩んでいると言われています。これほど身近な病気ですが、「恥ずかしい」、「すぐに切られるから」と、治療をためらう人が多いようです。

痔疾患は、大きく分けて、「痔核(いぼ痔)」、「裂肛(切れ痔)」、「痔ろう(あな痔)」の3つに分けることができ、排便時の出血や痛み、肛門からの痔核の脱出(脱肛)といった症状に悩まされます。これら痔疾のうち、痔核が約半数程度を占めます。裂肛、痔ろうは、それぞれ1~2割となります。

「痔核(いぼ痔)」には2種類あります。肛門の内側にイボのようなものが出来るのを内痔核といい、大量に出血することがありますが、痛みが少ないのが特徴です。肛門の外側(触って分かる所)にできるのが外痔核で、肛門部に丸く突き出て、痛みをともないます。内痔核と外痔核が一緒になることもあります。 この痔核に対する治療法として、今まで主流であった痔核切除手術の場合は、一週間から10日ほどの入院治療が必要でしたが、近年、痔核切除を必要としない新しいALTA注射療法ができました。

この治療法は、局所または、腰椎麻酔下で痔核患部に選択的に4カ所に薬剤(ALTA注)を注射する方法です(2006年4月に保険適応)。この治療は、ALTA注に関する知識と、技術を習得した専門の医師が施行する事ができる治療法で「ALTA四段階注射療法」と呼ばれているものです。

手術方法は、軽症で内痔核ALTA注射療法だけや、外痔核切除だけの場合は、局所麻酔が可能で、当日帰宅が可能です。 また、重症な内外痔核や、脱肛を伴う内外痔核の場合には、腰痛麻酔にて手術を行い、痔核切除とALTA注射療法併用手術を施行し、一泊二日で退院となります。(重症症例の場合でも、二泊三日ほどです。)

術後の疼痛も、出血も少なく、1~2週間ほどで痔核は次第に小さく硬くなり、痔核が肛門から飛び出すこともなくなります。簡単に治療ができる方法です。 退院後には平常通り就労もでき、患者さんの負担も軽く、優れた画期的な治療法であり、これから一層普及していくものと思われます。

痔の分類

痔の症状によって治療法が変わっていきます。

内痔核

外痔核

裂痔(裂肛)

便秘などによって肛門上皮に浅い裂創が生じたものです。排便痔に疼痛と出血を伴います。痔の軟膏治療や坐薬治療を行います。

肛門周囲腫瘍および痔瘻(じろう)

肛門周囲膿瘍は、肛門部の腫れと疼痛があり、切開排膿が行われます。
痔瘻は、肛門周囲膿瘍の後に移行します。肛門周囲の瘻孔と、肛門内の粘膜と交通している瘻孔で、解放手術が行われます。

ALTA療法(四段階注射法)詳細

痔核手術の費用

検査、投薬、治療法などにより金額が若干変動する場合がありますのでご了承ください。

ジオン注射療法(注射療法のみ)

約30,000円

3割負担の場合(1泊2日)

1割負担の場合(1泊2日):約10,000円

ジオン注射療法+痔核切除手術

約42,000円

3割負担の場合(1泊2日)

1割負担の場合(1泊2日):約14,000円

痔の予防

日常の生活での予防策としては、1日数回の入浴は効果的で、便秘にならないようにして、過度のいきみをしないようにすることが大事です。 アルコールや香辛料のきいた刺激物は控えましょう。また、食物繊維や水分を多くとって便秘にならないようにしましょう。肛門付近を清潔に保ちましょう。シャワー式トイレは予防に有効です。
  • 座りっぱなし、立ちっぱなしなど、同じ姿勢は続けない。
  • 硬いイスには座布団を敷く。
  • 腰を冷やさないようにする。
  • 毎日の入浴は欠かさない。
  • アルコールや香辛料のきいた刺激物は控えめにする。
  • 食物繊維の多い食事を取る。
  • 規則正しい生活で、同じ時刻に排便する習慣を付ける。
  • なるべく洋式のトイレを使う。
  • トイレで強くいきまない。
  • 肛門付近を清潔に保つ。ただし、排便後、紙で強く拭きすぎないようにする。

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