スギ花粉症とアレルギー性鼻炎について

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スギ花粉症とアレルギー性鼻炎について

花粉症とは、植物の花粉が原因となってくしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどのアレルギー症状を起こす疾患です。
その中で、スギ花粉が原因(アレルゲン)となるものを、スギ花粉症といいます。スギ花粉が飛散する2月~4月ごろに発症します。

通年性アレルギー性鼻炎とは、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどのアレルギー症状が、季節を問わず現れる疾患です。目のかゆみや涙目を伴うこともあります。
主な原因は、ダニ、カビ、昆虫、ペットなどが知られています。

アレルゲン免疫療法について

アレルゲン免疫療法 (当院では2016年3月1日~ 開始しました。)
アレルゲン免疫療法は、アレルギーの原因であるアレルゲンを少量から投与することで、体をアレルゲンにならし、根本的な体質改善をする治療法です。
(鼻水を止める薬や、副腎皮質の薬などの治療薬は、一時的に症状を和らげる効果はありますが、恒久的な治療ではありません。)

『皮下免疫療法』と『舌下免疫療法』について

アレルゲン免疫療法には、「皮下免疫療法」や、「舌下免疫療法」などがあります。
スギ花粉症治療薬「シダキュア」、通年性アレルギー性鼻炎「ミティキュア」の治療薬は、「舌下免疫療法の治療薬」です。
これらの治療効果は、アレルギー症状を直し、長期にわたり症状を抑える可能性のある治療法です。
完全に症状が抑えられない場合でも、症状を和らげ、アレルギー治療薬の使用量の減量を期待できます。
体質改善を期待するため、治療期間は2~4年と長期間の治療となります。そうすることで、根本的な体質改善ができることとなります。

花粉症・アレルギー性鼻炎でお困りの際はぜひ大井医院にお任せください。

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