禁煙治療について

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禁煙治療について

当院では、タバコをやめたいと思っている方へ、2017年 7月 1日に「禁煙外来」を開設いたしました。
煙草に含まれるニコチンには、強い習慣性、依存性があります。禁煙ができない原因にはニコチンの依存症がかかわっていると考えられています。
タバコによる健康被害は、喫煙者本人にとどまらず、副流煙による周囲の人にも影響を及ぼします。また、喫煙者は、新型コロナウイルスの重症度に影響が出るともいわれています。
禁煙を希望する患者さんは、「禁煙外来」の治療により、禁煙の実現が可能となっています。

タバコによるニコチンの作用:喫煙により体内に取り込まれたニコチンは、快感を生むドパミンという物質を生成し、これが少なくなると、また吸いたいという欲求となり、喫煙習慣をやめられなくしています。

禁煙治療薬『チャンピックス』について

禁煙治療薬の「チャンピックス」という薬は、喫煙によるニコチンを体内に取り込みにくくして、快感を生むドパミンをこの薬に少量含み、禁煙による禁断症状を軽く抑えることができるのです。
また、治療中にタバコを吸ってしまった場合には、タバコをおいしいと感じにくくする作用もあります。
なお、加熱式タバコの煙にも、ニコチンが含まれています。完全な禁煙に向けて、加熱式タバコが役立つという科学的な根拠は確立されていません。
「禁煙治療」を一度中断してしまった患者さんが、再度禁煙治療を保険適用により治療を再開できるのは、前回終了時点から一年以上経過後になります。

チャンピックスの服用方法

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